2008年5月18日日曜日

健康管理と病気

日ごろの様子を観察しよう 
トイプードルは丈夫な犬種といわれています。犬種特
有の病気という面でも、ほかの犬 種と比べ、それほど
多くはありませんが、愛犬が病気でつらい思いをしない
ように、日ご ろからよく健康状態を観察しておく必要が
あります。そしてなにか異常のサインを発した ら、それ
を見逃さないように常に注意することが大切です。
 異常とは、熱がある、せきが出るなどのほかに、食欲
がない、水を多量に飲む、鳴き声 が弱いなど、ふだん
と様子が違う場合も含みます。
 異常を発見したらできるだけ早く動物病院へ連れて行
きましょう。様子をみているうち に症状が悪化させてしま
うと、愛犬がつらい思いをするだけではなく、治療が長引
き経済 的負担も大きくなります。そうならないためにも、
常に早期発見、早期治療を心掛けまし ょう。そして予防
できる病気は、予防接種を受けるなどして、未然に防い
であげることが 大切です。

健康状態のチェックポイント

目やに、涙目、充血、目をかくなどに注意。ゴミやホ
コリの侵入や結膜炎、角膜炎などの 疑いが。老犬で
目が白く濁っている場合は、白内障の疑いも。


乾いていたら熱がある証拠。鼻汁が出るようなら、鼻
炎やジステンパーなどの疑いが。


よだれを垂らしていたり、強い口臭を感じたら、口内
炎、歯肉炎、内臓疾患などの疑いが。


ひんぱんに耳をかく、耳だれ、悪臭があるときは注意。
耳垢が黒いときは耳ダニの疑いが。 しきりに頭を振っ
たり、頭を傾けて歩くのも異常のサイン。垂れ耳のトイ
プードルは、特 に注意。

食欲
食欲の増減は、体の危険信号。内臓疾患の疑いが
あるので、早めに病院へ。水を多量に飲 むときも要
注意。

歩き方
足を引きずる、足を持ち上げるように歩くなどは、つ
めの伸びすぎや足の裏の傷、脱臼、 骨折などが原
因。足に力が入らないようなときは至急病院へ。

被毛、体
被毛のパサつきや脱毛のほか、かゆみ、頻繁に
体をなめる、湿疹やかぶれ、体重の増減、 だるそ
うなしぐさ、うずくまっていないかなど、全身の状態
を観察する。

便、尿、肛門
軟便、下痢、便秘に注意。下痢のときは、便の色
や回数をチェック、尿はでにくくないか 血尿は出て
いないかなども見る。おしりを床にこすりつける場
合は、肛門嚢炎や条虫症の疑いがあります。

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