2008年5月13日火曜日

遊びも教育

犬といっしょに遊ぶことも飼い主の重要な役目です。
遊びは犬にとってストレス発散の場、そして仲間との
付き合い方や上下関係を学ぶ場でもあります。
 遊びを通して上手に主従関係を確立していきましょ
う。いつ、どのくらい遊ぶかは飼い主が決めます。た
とえば、犬が人間用のタオルをくわえてしまい、それ
を取り戻そうと引っ張り合いや追いかけっこになるこ
とがよくあります。これは飼い主にその気がなくても
犬にリードされて遊んでいることになります。その場
合は、無視したり、かんでもいいものと取り替えたり、
冷静に対処します。

   おもちゃを使う
道具(おもちゃ)を使った遊びは犬の集中力が養わ
れます。おもちゃはボールやコング、フリスビー、ダン
ベルなど数種類用意するとよいでしょう。
 ただし、おもちゃは遊び終わったら、必ず取り上げ
て飼い主が管理します。与えたままにすると、興味
がなくなったり、なんでも自分の物にできると思って
しまいます。

   遊びを充実させる
 「コイ」ができれば、「モッテコイ」も教えて、遊びを
楽しく充実させましょう。広場や川原などでは、キャ
ッチボール(飼い主がボールを投げて、犬がキャッ
チして飼い主に届ける)をしたり、うちでは新聞や
手紙、ティッシュボックスなどを運んでもらうことも
可能です。犬は与えられた役目を喜んで果たしま
す。そうしてほめられることでさらに生活が充実す
るのです。

   モッテコイ
① 犬が好きなもの(ボール、ボロキレなど)を投
げ、犬がくわえたらリードを引き、戻ってくるよ
うにする。
② 持ってきたらよくほめ、しばらく引っぱりっこな
どをして遊ぶ。
③ その後、えさと引き換えにものを取る。口から
ものを放せばいいことがあると思わせる。「モ
ッテコイ」と声をかけるのは、できるようになっ
てから。

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