犬といっしょに遊ぶことも飼い主の重要な役目です。
遊びは犬にとってストレス発散の場、そして仲間との
付き合い方や上下関係を学ぶ場でもあります。
遊びを通して上手に主従関係を確立していきましょ
う。いつ、どのくらい遊ぶかは飼い主が決めます。た
とえば、犬が人間用のタオルをくわえてしまい、それ
を取り戻そうと引っ張り合いや追いかけっこになるこ
とがよくあります。これは飼い主にその気がなくても
犬にリードされて遊んでいることになります。その場
合は、無視したり、かんでもいいものと取り替えたり、
冷静に対処します。
おもちゃを使う
道具(おもちゃ)を使った遊びは犬の集中力が養わ
れます。おもちゃはボールやコング、フリスビー、ダン
ベルなど数種類用意するとよいでしょう。
ただし、おもちゃは遊び終わったら、必ず取り上げ
て飼い主が管理します。与えたままにすると、興味
がなくなったり、なんでも自分の物にできると思って
しまいます。
遊びを充実させる
「コイ」ができれば、「モッテコイ」も教えて、遊びを
楽しく充実させましょう。広場や川原などでは、キャ
ッチボール(飼い主がボールを投げて、犬がキャッ
チして飼い主に届ける)をしたり、うちでは新聞や
手紙、ティッシュボックスなどを運んでもらうことも
可能です。犬は与えられた役目を喜んで果たしま
す。そうしてほめられることでさらに生活が充実す
るのです。
モッテコイ
① 犬が好きなもの(ボール、ボロキレなど)を投
げ、犬がくわえたらリードを引き、戻ってくるよ
うにする。
② 持ってきたらよくほめ、しばらく引っぱりっこな
どをして遊ぶ。
③ その後、えさと引き換えにものを取る。口から
ものを放せばいいことがあると思わせる。「モ
ッテコイ」と声をかけるのは、できるようになっ
てから。
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