2008年5月12日月曜日

散歩のしつけ

散歩とは
 飼い主と一緒に出かけられる散歩は犬の楽しみである
と同時に、運動不足やストレスの解消、健康維持のため
に必要なものです。
 犬は散歩を通して外の世界や他の犬、他人との出会い
を学び、社交性や協調性を身につけていきます。
 そして飼い主はリーダーシップを発揮する場でもありま
す。時間やコースは飼い主が決め、主導権を握ることが
大切です。散歩を毎日同じ時間に規則正しく行うと、その
時間になると犬が催促するようになります。そうなると犬
に権勢欲が出てきます。ですから、散歩は飼い主の都合
のよいときに出かける、外に出るついでに犬も連れて行く
という考え方でよいのです。

   横について歩かせる
 快適な散歩にするためには、「飼い主が先、犬はあと」
という主従関係を保つことが大切です。飼い主の歩調に
合わせて歩くリーダーウォークができるようにしつけます。
「コイ」の指示で完璧にリーダーウォークが出来るように
なるには1年ぐらいかかると考えてください。あせらず、
少しずつ練習していきましょう。
※ リードの持ち方:右手でも左手でもよく、あまり張らない
ように持つ。犬が急に強く引いたり走っ たりしたら、両手
でしっかり持ち、コントロ ールする。

   散歩の基本スタイルと飼い主のマナー
 世の中は犬好きの人ばかりではありません。犬が苦手
な人、怖い人、アレルギーの ある人など、一歩外に出れ
ばいろいろな人に出会います。マナーを守って、犬との快
適 ライフを楽しみましょう。
・ 動きやすく、汚されても気にならないラフな服装がよい。
靴は滑りにくいものを 履く
・ 必ずリードをつける。リードは張らないようにし、飼い主
に寄り添って歩くリーダー ウォークで。夜の散歩は、特に
リードが見えにくいので、ほかの歩行者のじゃまに ならな
いように注意。
・ 犬好きな人ばかりとは限らない。勝手に人に近づかない
ように、よくコントロール する。
・ ほかの犬とすれ違ったら、飼い主同士であいさつを。
ただし自分の犬の自慢話ばかり しないように。
・ フンは必ず持ち帰りましょう。フンを持ち帰る袋は必ず持
参しましょう。
・ 公園の多くは犬を放すことを認めていません。愛犬をの
びのび走らせたいからと リードを外してしまうと、周りの人
に迷惑です。飼い主は必ず愛犬のコントロール を心がけ
ましょう。
・ 飲食店やスーパーなど、犬と一緒に入れない場所では、
外にまたせておかなければ なりません。長時間静かに待
たせられる犬にしつけるか、それができない場合は 無理
に待たせず、連れて帰るようにしましょう。 店やレストラン
の外に犬をつないでおけるペット用ポストが設置されている
場所もあります。静かに待てる犬の場合は利用しましょう。

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