2008年5月3日土曜日

飼い主としてすべきこと

犬の飼い主は、畜犬登録と狂犬病の予防接種を受けさ
せる ことが法律によって義務付けられています。

畜犬登録(生涯一回)
生後三ヶ月以上の犬の飼い主すべてに義務づけられた
生涯 一回の登録です。犬が生後90日を過ぎた日から
30日以内 に動物病院で狂犬病予防接種を受け、その
「注射済証明書」 を持って市町村の役場、保健所へ行き、
手続きをします。登 録料は3000円(東京都の場合)で、
鑑札、標識(ステッカー)、 注射済票(別途手数料)が交
付される。 なお、飼い主の変更、住所の変更、犬が死亡
した場合(廃犬 届)は、届出が必要です。

狂犬病予防接種
飼い主は、年一回の狂犬病予防接種を受けさせることも
義務 付けられています。各市町村で毎年4月に狂犬病の
集合注射 を実施しています。実施会場では、新規の畜犬
登録と予防接種 を同時に行うことができます。また、登録
済の方には、通知が送 られます。都合が悪く、指定日に
受けられなかったら、いつでも 動物病院で受けるので必
ず受けましょう。この場合は「注射済 証明書」を保健所な
どに提示し、注射済票の交付を受けます。 注射の費用は
地方で異なり、注射済票も別途手数料が必要 です。

狂犬病とは
狂犬病とは、狂犬病ウイルスに冒された犬などに噛まれる
こと によって感染・発病する病気です。発病すると、高熱な
どにうな され、ほぼ100%死に至る大変おそろしい病気で
す。 日本で は昭和32年以来狂犬病の発生は確認されて
いませんが、海 外の多くの国では、いまでも発生が相次い
でいます。韓国や 中国、ロシアやアメリカでも発生している
のです。 狂犬病は決して撲滅された病気ではありません。
 海外では 多く発生している狂犬病ですが、日本では、検
疫体制の整備 により、ウイルスの流入を水際で防いでい
ます。しかし、現在の 国際交流が盛んな世の中では、いつ
狂犬病ウイルスが流入 しても不思議ではありません。 
そのため、ウイルスを媒介す る犬に感染を防ぐ注射を接
種することが必要となってきます。 年1回義務付けられて
いる狂犬病の予防注射も、実はとても 大切な意味がある
のです。

感染症の予防接種(5種、7種ワクチン等)
ジステンパーなどの予防接種は、義務ではありませんが、
命にかかわる重い病気から愛犬を守る為には必要な対策
です。動物病院で受けられるので、事前に相談して、接種
してください。

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