2008年4月28日月曜日

犬の気持ちをわかってあげよう

しぐさで犬の気持ちをわかってあげよう。
犬に気持ちは体の動きを見れば、手に取るように分かります。感情表現がとても
豊かだからです。
喜び
うれしい時は、尻尾をゆるやかに振り「ワンワン」と軽く鳴きます。ピョンピョン
飛び跳ね、尻尾を激しく振って飼い主の顔をなめようとしている時は、大きな喜び
の表現です。このとき耳は後ろに絞られたような形になります。
怒り、威嚇
被毛を逆立てて体を硬直させて低い声で唸ります。歯をむき出しにして鼻先にしわを
寄せ、即、攻撃できる態勢に身構えます。
悲しみ、不安、寂しい
尻尾は垂れ下がり「クーン、クーン」と悲しそうな声で鳴きます。
警戒
耳をピンと立て、尻尾を小刻みに動かしながら身構えます。外敵が近づくにつれ「ワン
ワンワン」と連続して吠えます。
服従
仰向けに寝て、お腹を見せる。相手の顔をなめる行動も服従のしるしです。
恐怖
怖い時は、その度合いに比例して尻尾が垂れ下がります。恐怖心が大きいと、尻尾を股
間に挟んでブルブル震えます。

スキンシップの仕方
犬にとって体をなでられるのは、大歓迎です。
触られることにより血圧が下がったり、心拍数が減少したりして気持ちが落ち着き、
リラックスした状態になります。飼い主は毎日スキンシップの時間を作るように心掛
けましょう。
かといって、四六時中そばにいてべったりしていると依存心が強くなり、
分離不安に陥ってしまうので、節度あるスキンシップが大切です。
なでられて気持ちのいい場所は、首から胸にかけて、後頭部から背中にかけて、口
元から耳にかけてなどです。
犬の感覚は、尻尾の先や鼻先、耳、足先など体の末端部分と脇腹の神経が敏感に
なっています。ですからこれらの部分を触られるのは嫌がります。なかには怒って
攻撃してくる個体もいます。子供がいたずらしていたら、安全のため止めさせまし
ょう。ただし、治療や爪切り、耳掃除等のボディケアのことを考えて、子犬の頃か
らどこを触られても平気なように慣れさせておくことが必要です。

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