プードルはヨーロッパで生まれた非常に古い歴史のある犬種です。紀元前30年頃のローマ皇帝の記念碑にプードルの彫刻がありました。フランスが原産国という説がありますが、それを裏付けるものは無いようです。ただ、人気の発信地がフランスであったことは間違いないようです。
「プードル」の語源は、ドイツ語の「プーデル」といわれ、水を跳ね返す、水音を立てる、というような意味があります。その名の通り、犬には珍しく泳ぎが得意です。昔はスパニエル族(鳥猟犬)の一種で、また、ウォーター・スパニエル(水猟犬)の原種であるという説もあります。実際に、古くは水鳥猟の回収犬として活躍していました。その時に水の中でも活動しやすいように、心臓や足首など保護する部分以外を刈り込んだものが独特のスタイルになりました。
プードルはその大きさにより三種類に分けられます。スタンダードプードルの愛玩性を追及し、16世紀頃に小さく改良されたのがミニチュアプードルで、18世紀になって、さらに小さく改良されたのがトイプードルです。 ティーカッププードルというのは、トイプードルのなかでも小さい個体の俗称で、犬種としては認められてはいません。
2008年4月21日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿