2008年4月25日金曜日

犬の本能、習性を理解しよう

犬の先祖はオオカミです。オオカミから受け継いだ本能や習性を理解しましょう。
オオカミは群れをつくって行動し、リーダーの指示で狩りをしたり外敵から身を守ったり
しています。群れをつくる動物は、その社会の秩序を守るため、リーダーには絶対服従です。
犬にもこうした習性が残っていて、自分と生活している家族を群れとみなします。そしてリーダーと認めた飼い主には素直に従いますが、自分より下と判断した人には従いません。「犬に噛み付かれた」という事故のほとんどは、このランク付けの間違いによるもので、飼い主の責任です。家族全員からチヤホヤされて、自分がリーダーだと思ってしまった犬は、群れの統率と
外敵から守らなければいけないと、大きな責任感をもってしまいます。そのための実力行使が不幸な事故になってしまうのです。
飼い主は、犬が家族の中で一番下のランク付けになるようにしつけましょう。そうすれば犬との暮らしは楽しくなり、犬もストレスが無くなり幸せです。
犬は動く物が大好きです。チョコチョコ動くものを見つけては追いかけて行きます。これは、狩猟本能からきています。犬は遊び好きで、ボールなどを追いかける遊びは大好きです。走り回る小さい子供が標的にならないように、飼い主は注意が必要です。

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